モーテルの建造物内外には、新旧様々な形態の看板が取り付けられていた。それらは、その建物が今までどの様な使われ方をしてきたのか、その歴史をそのまま物語っている*(モーテルの以前は病院として使われていたという)。それらをそれぞれ修復しつつ一つの空間に集めて、美術作品の様に鑑賞できるよう展示することで、この建造物の内と外、東西南北、上下、遠近、新旧の歴史としての時間の推移を集約して衝突させようとしたプラン。