「モーテルの受付口のある壁」
 実際のモーテル内部にあった受付口を切り取り保存した塊と、受付口のある壁を再現した立体の併置。受付口を挟んでこちら側とあちら側をそれぞれ遮断しつつ同時に形成させる。夢見る空間と現実空間の境界に立ちあがる立体物として存在する作品。この「Dongmun Motelで見た夢」の展示全体の入口のゲートともなり、かつてあったモーテルの入口と重ねられている。